あれはたしか大学1年の初夏だったと思う!
初めて“歌舞伎”を見た。もちろん銀座の歌舞伎座でだが演目も覚えている。確か『義経千本桜』と記憶している。
三階席からの観劇なので内容は殆んど覚えていないが・・
シーンと静かな空間の中、独特な曲が流れてきて役者が立ち振る舞うと、何処からともなく“○○屋?!”と威勢のいい声が館内に響いた!
もう30年以上も前の話で、ここまでしか記憶が続かない。
後年、TVや映画などで義経や弁慶のことを知ると,
あの時もっと真剣に見とけばよかったと、後悔している。
特に名場面『勧進帳』は『忠臣蔵』と同じくらい大好きだ!富樫と弁慶の掛け合いは弁慶の忠義に富樫が泣く!言い方はおかしいが、真の男同士が分かり合えるといったところか・・。
後日、私自身そのシーンが実に感動的で、想いが深すぎて“安宅関”を訪問している!
行ってビックリ!ヤンキース松井記念館の近くなんだね・・。