いつも好評を頂いている「藍暦」の新作ですが、撮影地にも拘って「久留米」の味を出しているのをご存知だろうか・・?そりゃ、お金を掛けて有名な観光地や名所に行って、モデルもプロを使えば、それなりの物が出来よう・・。しかし、“味”が無いし“物語”が無い・・。そう・・!「久留米」に拘らないと・・!
とかく屋外撮影になると「季節」の演出が出来ないので、昨今では「室内撮影」が多いのも頷ける。
しかし「藍暦」では、“久留米の地”に拘って、いつも撮影している!今回は「久留米城祉」。
筑後有馬21万石の居城跡での撮影は1月の正月明けから極寒の中で行われた・・。
モデルさんもプロでは無く、毎回知り合いの伝手を頼りいつも、素人さんで対応している。「久留米かすり」は地元の人でという、私のわがままを通してこれまで続けている・・。今回の撮影もモデルさんの
“笑顔”に随分、助けられた・・。
限られた予算や時間の中で、最高の形を作り上げる・・。これこそ、「久留米人」が苦労して作り上げた「久留米かすり」ではなかろうか?先人達の教えを大切に皆様にご提案し続ける「久留米かすり
藍暦」なのです・・。
撮影隊の裏話ですが・・近くを通行された人に「女優の田中麗奈さんの撮影ですか?」と言われたそうです・・。