最近では、「久留米かすり」も色々なアイティムに変わり皆様のお手元にお届けしていますし、生活の中で活躍していると思います・・。
昭和40年代までは、「久留米かすり」も反物として全国に発送しておりました・・。その頃はまだ「着物」としての需要が多かったのでしょう・・。
しかし、その頃からも「モンペ」の需要も当然多く、弊社は、反物の販売より「モンペ」の販売が多かったし、織屋さんとの取引額も多かったようだ・・。全国に販売していたので、その販売量にも納得である・・。
しかし、時代は「オイルショック」を得て、「農業の機械化」の波が押し寄せてくる・・。当然、「農作業の効率化」ということで人がする作業が少なくなっていき、販売量も減ってくる。最盛期は30軒以上有った「モンペかすり」を織る織屋さんは、弊社の取引先で2軒までに減ってしまっている・・。
現在は「カラフルなモンペ」が販売されているようだが、ルーツは「農作業着」である・・。特に今からのシーズンは“涼しく”どこからでも“風”が入ってくる感覚が有り、蒸れないし履いている感も少ない・・。
「何故解るのかって・・?」若い頃、企画が有って「久留米かすりのモンペを履いて田植えをする!」というイベントに参加してモンペを履き、「手植え」をした経験が有るのだ・・。
その時の“涼しさ”は、今でも一番だったと思っている・・。
皆様も「モンペ」の“涼しさ”を体感して下さいませ・・。夏に離せない逸品になること請け合いですよ・・(^O^)。
もちろん!「藍暦」でも販売しています・・。正統派「久留米かすりモンペ」宜しくお願いします・・。