先週の土曜日、大牟田のS氏の事務所の新築祝いに行った帰りに大牟田の夏祭り「大蛇山」を見てきた・・。
S氏が大牟田に住んでいるから、最近では大牟田の事が気に掛かってきたが、それまでは全く関係が無い土地柄であるし、知り合いもいない・・。
高校の時、友人の所に1、2回お邪魔した程度である・・。「街」の成り立ちさえ分からないところだった。
S氏も他県出身で私より土地柄は詳しく無いかもしれないが、その土地に根付いて頑張っている“気合い”が感じる・・。特に「大蛇山」の今年のTシャツは氏のデザインであるし、毎年、ポスターとTシャツのデザイン公募の常連である・・。今年は事前にTシャツも頂いたし、土曜日の夜ということもあって訪ねることにした。
一本電車には乗り遅れたものの、久留米から大牟田まで西鉄特急で30分である・・。駅に着くと「お囃子」と「掛声」がどこからともなく聞こえてくる・・。S氏と落ち合い自宅にお邪魔して、会場の大正町界隈に出ていく。
凄い人出になっている・・!何処にこんなに「人」がいるんだろう!という位の多さだ・・!町別の曳山を大勢の人達で動かしている!大蛇の首を左右に振って、その口や頭から花火の「火」が吹く!初めて見たよ!「雄壮」で
「華やか」であると同時に“羨ましい”気持ちが強かったな・・!こんな お祭りは我「久留米」には無い・・。夏まつりはあるが、参加型の祭りは昭和30年代に始まった「水の祭典」があるが、子供会で作った張りぼての御輿をホースの水を浴びながら通るだけである・・。私の小さいころは参加すらなかった・・。「筑後川花火大会」だけは350年以上前からあるらしいが、これは“観る”祭りである・・。実に“羨ましい”限りである。
二台の曳山が並んで共演するところで、その両方から無数の花火が出て、辺りは「煙」で何が何やら解らない状態だった・・。これも「祭り」の醍醐味である・・。ひと通り拝見して、「写真」も撮り、曳山の後ろで踊っている若い女性達の「よいや?!よいやさ?!」の声と姿に、後ろ髪が引かれるが「髪」は無いので、サッサと美味い冷たいビールを飲みに行きました。
22時前の電車で帰途に付いたが、あの「掛声」と「花火の煙」が妙に
興奮して30分の電車は、あっという間に静かな「久留米」の街に着いていました・・。