(在りし日の1200Sです・・。)
以前から東京にあるカスタムショップ「サンダンス」の拘りの物作りに共感があったし、今回の“1200S”にも、ここのパーツを数点使っている関係で、キャブやマフラーの立ち上がりや重低音など、いっぺんで「ファン」になってしまった・・!
しかし・・25日の事故でそれを楽しむことが出来なくなってしまった。
そこで、いっそのことエンジンを「カスタムしようか?」ということを考えだした・・。幸い、“1200S”というベースもあることだし、保険の
問題がクリアでき次第、決断に踏切ろうかと思っている。市販のパーツを
組み込んで付け替えるのだけならまだしも、最も難しい「エンジン」内部まで手を加えるのは、誰にでも出来るものではないし、企画、販売している所でセッティングをしてもらうのが一番だと思ってのことだ・・。
東京に行ったとき、ギリギリの時間の合間を縫って、用賀の「サンダンス本社」に行ってきた。
有名な「環八」添いだが、このお店の前だけ、「緑」があって爽やかだ!
しかし、この「緑」が田舎から出てきて、駅から歩いて来ている私にとって店をカモフラージュする厄介ものだった・・!近くまで来ているのに場所が解らず、そこだけ「緑」で解らなかっただけで、ずーと三軒茶屋の方まで歩いていた・・。なんかオカシイなって思い、近くの外車専門店で聞いたが、色良い返事無い。思い切ってそのまた隣の展示場の綺麗な受付のお城さんに尋ねた・・。もうここまで汗だくである・・。見兼ねたその子はネットから地図をプリントしてくれた。丁寧にお礼を言って地図を見ると、ついそこだった・・。「新緑」に悪戯されたかんじだが、ここは「よし」としよう・・!
さて、中に入ろうとすると、なにやらスタッフの方が電話機をもって話ながら店の外から中を覗いて話していた・・。よく見ると女性である。電話も終わったので「道に迷って・・」と状況を話しながら、話題はどんどんいろんな事に及び、今回の私の最大の目的である「スーパーXR」のことも、かなり突っ込んだ内容のことまでアドバイスを受ける!社長の柴崎氏がその間、 来客中ということもあってか、そのまま話を聞いていると渡された名刺には同じ「柴崎」の名前が・・!「奥さん」だったんだ・・。道理で何でも知っているって思ったよ・・!でも、とても気さくな方で話やすくてよかった。程なく、柴崎氏と話をするが、なんと同い年・・!一遍で距離が縮まった!「顔」は恐いが、技術屋の誇りに満ちた「いい顔」をしている・・。日本製に拘り、今まで「日本」を支えてきた職人の手でここの「パワー」も出来ているんだと聞き、我々の「久留米かすり」と相通じるものがあるように感じた・・。
やっぱり、素晴らしい一品には「職人の拘り」と「伝統」が必要なのはどこも同じであった・・。
これから、どう展開していくか?「期待」と「不安」でいっぱいだが、保険の適用手続きに時間が掛かりそうだから簡単に進めそうにないが、事の成り行きは逐イチご報告することを約束しよう・・!
さて、つい話に夢中になり、挨拶もソコソコに駅へ向かい電車に飛び込む!PM16:00の飛行機に滑り込む・・。機内では、いろんなことが整理付かず「ボー」としていた・・。東北から始まった今回の出張だが、移動距離が半端じゃなく、しかも極端な気温の変化まで手伝ってか?ここ数日、体調が悪くなっているのは分かっているが、いろんな事が交錯して「力」が抜けたような感じになったようだ・・。