我々バイク乗りの夢は、いつかは「クラウン」じゃないが、いつかは“イタリアン”なバイクに乗りたいのが誰もが思うことではなかろうか?しかし、 “バイク”という乗り物、奥が深いし乗り手の“趣味”や“拘り”でかなり変わってくる。メーカー別の歴史もあり現在では、世界中いろいろな年代の物からチョイスできる・・。
“イタリア”といえば、「ドカティ」が有名だが今回の主役は、かなりマニュアックな「マーニ」というメーカーの「スフィーダ1100」という車種にした。
「モトグッチ」のV型エンジンを積み“ドライブシャフト”で伝達する貴重形状になる・・。しかも、12年も前の車体だからこれから起こるであろう<“トラブル”もある程度、想定している。
じゃ、何故に?「マーニ」なのだろうか・・?
折角、趣味で“バイク”の楽しさを味わい、スピードを出す事も経験した後は、ゆっくりと“造形”や“機能美”、作り手の“拘り”などが詰まったところに落ち着きたかった・・。もちろん!今、所有している「ハーレーダビッドソン・スポーツスター1200S」もその1つだし、カスタムした“パーツ”と“サウンド”、“シルエット”など、どれを取っても満足している・・。
そりゃ、近くに日本の4大メーカーがあるが、どれもある程度は満足するが“愛着”が生まれるほど拘っていないし、直ぐ“モデルチェンジ”することは気に食わない。
この「マーニ」という会社だが、創始者のアルトゥーロマーニさんが他社のエンジニアから独立して個性的な“バイク”を作り始めたというが・・今はメンテナンスのみで“バイク”は作っていないらしい。
その中の「スフィーダ」という車種の一番最後に作ったのが今回、はるばる名古屋方面からやってくる“真っ赤な貴公子”である。
今から、私使用に微調整していく楽しみを味わいながら仕上げて3月頃、
“阿蘇デビュー”させるつもりだ・・。