蛍の灯・・。

雨が降った後の少し“夏”の兆しが見え始めた5月の下旬、近所の川沿いをいつものように夜の“愛犬散歩”をしていると、水際の雑草の影から、
ほんのりと“薄明かり”が見えた・・。
今年も「蛍」の季節が始まったようだ・・。小学校の裏まで来ると結構な数が飛んでいる・・。風流だが、それに風情を感じ愛でる余裕がある人達が見ている訳ではない。
郊外の田舎での週末限定の「ホタルの里祭り」などは遠くから観光客が来て賑わっているらしいが、遠く郊外まで行かなくても久留米の街中でも、「蛍」が見れる・・。このことのほうが重要だね。

「蛍」といえば、鹿児島の知覧の平和祈念館に残る、特攻兵の手紙、
「死んだら「蛍」になってお母さんのところへ飛んでいきます。」という文面に泣ける。
あの“ほのかな光”は「暖かくて、どこか寂しい」なんとも言えない「光」なのだ・・。

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