12月半ばを過ぎて・・。(人それぞれ、厳しい師走だ・・。)

昨夜から今朝にかけて、かなり冷え込んだ「久留米」だ。今朝は4℃位だったが“小雪”が舞っていた・・。

12月も半ばを過ぎて、巷の状況はいかがなものだろうか?気温も冷たいが“景気”もいいとは到底、思えない。
物が動いていないからなのか?新聞の折り込みチラシだけは、毎日多く入ってくるが、どこも同じ内容の安売り合戦である。しかし、体力が有るところはいいが、そうでないと続かないし消耗戦の様相を呈してきた。

「衣・食・住」というが、この中で一番先に節約の対象になるのは、どう考えても「衣料品」ではなかろうか?特に“中国”に生産をシフトしてからの製品の流れが、それ以前と比べて大きく変わった・・。“量”が出来、“コスト”が下がった。
冬物でいえば、“フリース”から始まる商品の転換は我々「綿入れ袢天」業界にも多大な影響を与えていると思う。
それから、矢継ぎ早に、激安「ダウン」、「ヒートテック」と登場する。
暖冬傾向の日本の気候とマッチして“薄着”で過ごす生活スタイルが定着している今日この頃である・・。

ともあれ、久留米地方の特産である「久留米かすり」や「綿入れ袢天」などが、時代の流れで大きく変わっていかなければならない転換期に来ているのは確実であり、「産地」のみんなで協力して難局を乗りきっていくしか無いだろう。ただ、どれだけの会社や個人が“意識改革”をして変化していくかは未知数である。
「やろう!」と思っていても出来ない、「しがらみ」や「制度」、「お家の事情」など、“改革”が成立するまでに我々の「体力」が持つか?厳しい「時代」が続きそうである。

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