東日本大地震 「東北・関東大震災」・・part 1 (福島県郡山市で遭遇・・。)

まず、宮城県沖、茨城県沖を震源とする大地震により、被害に遭われた皆様に謹んでお見舞いいたします。

今回の大地震で被災された皆様には、くれぐれも健康に留意され  一日も早く平常時に戻りますことを心よりお祈り申し上げます・・。

表題にも書いたけど、実を言うと先週の地震が起きた日、その時間に弊社の「研修旅行」で丁度、福島県の郡山市の近く、“磐越道阿武隈高原P・A”に休憩していた時に“遭遇”した・・!
かなりの“揺れ”でやっと立っていたくらいだった。パーキングの建物も被害があり、亀裂や落下物などが見えたし、バスに待機している時も、サスペンションが上下に激しく揺れるほどの余震が数回発生している。とにかくパーキングを出発するが、前の車がストップしているので、そのまま道路上で待機するが周りの家や倉庫は屋根の瓦が崩れたり、窓ガラスが破損したり、墓石が崩れていたりと悲惨な状況である・・。

1時間程経ったろうか?なんの変化もなくそのままだった。外は“雪”
が強く降っているし紛れも無く「東北」に来ているのだと思う瞬間である。夕方になりつつある外気はマイナスかもしれない。「トイレ」も行きたくなってきたのは私だけでは無い筈だ。
ようやく道路公団が動いて中央分離帯を取り除き反対側に車両を移動して近くの「郡山東I・C」に降りてくる・・。Uターンするとき確認したが、先の道路は亀裂が入りとても通行できる状態ではなかった。

郡山市街を避けながら通るも国道やバイパスは渋滞しているし「トイレ」を探すにもバスが止まるようなスペースが多く在るわけがない。ホームセンターに止まり、近くのレストランなどにお願いして事を終えるも、そこでさえも天井から落下物が有ったりとか、水道や電気がきていないとか、いろいろな影響が出ていた。
その日に宿泊するホテルは会津若松から少し山奥に入った「裏磐梯猫魔ホテル」というところだが、高速が使えない為、事故や、崖崩れなどの道を迂回しながらR49を猪苗代湖の横を通過しながら走る。この先被害が無いことを祈りながら・・この時点で夜の20時は過ぎていた。道路が段々と「山」の方へ入っていく・・灯りも殆ど点いていない。気配で“雪”が多く周りにあるのが分かるが外気温はマイナス8度との表示がある。もちろん!対向車など有る筈もないし、地震発生から6時間あまり、やっとホテルに着くことができた!高速道路なら1時間前後で行けるところを・・地震だから仕方がないにしても「疲労困憊」で部屋に入る・・。
急いで食事を済ましテレビを点けると悲惨な惨状が次から次へと写し出されていく・・!
その間にも、けっこうな余震が続いていく現状だ。主要高速道路の被害や、その他の状況を考えて、明日の帰福は微妙なところだろう・・。とりあえず翌日は早めの起床で下道を「東京・羽田」を目指すことにする・・。最悪な「研修旅行」となったが、社員の“笑顔”が続いていることだけが嬉しいし、私も「道化」に徹し、少しでも雰囲気を和らげることに専念して過ごす。

続きは次回に・・。

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