久留米近辺では、いろんな織物が今も織られているが、そんな中で“小幅”の「久留米かすり」とは違う、「広幅織機」を使った生地を織っている織屋さんであったり、「糸」のメーカーさんの展示会が開催されたのでお邪魔してみた・・。
会場の撮影は遠慮したが、昔から閉鎖的な地方ゆえ、このような企画は大きな進歩かもしれない。でも、何をどう伝えたいのか?私には分からなかった!「糸」の種類を見せられても分からないし、「生地」での提示の方が分かると思うが、「見たことも無い加工技術」や「これからの提案」など、の方が興味が湧いてきた思うが・・それに各織屋さんの現在の状況を展示してあったが、その殆どが従来と同じか、知っている物ばかりで、差して物珍しいとか、興味が湧くという物は無かった(出し惜しみかな?)・・。
ブースによっては、担当者すら居なくて、何のための展示会なのか?という疑問さえ出てくる。
初めての試みだろうが・・消費者の変化は相当先まで進んでいる状況を認識しないと産地としての“ヒット商品”など到底出てこないだろうと思う・・。