上海 バンスキング。

北京オリンピックも終盤戦に入った。

政治の中心としての北京は、歴史も長いしその分、街も綺麗だ。

上海は、都が置かれていたわけじゃないし、歴史が長いわけでもない。
注目を集めるのは、アヘン戦争辺りからである。欧米列強の植民地政策の中、も、我国の、江戸幕府も揺れている時代である。
私が何故・・?この時代が好きか・・?というと、長い独裁政治時代を
「どげんかせんといかん!」と立ち上がった、人たちのパワーが集まって
歴史を変えるだけの流れを作り、また、変わっていくこれらの
「人」、「街」は、かなり魅力的である。

上海は、この現象が、もっとも大きく、又、奥が深い街だと思う。

(上海の有名スポット「外灘」)

それに現存する建物や、街並みなど、非常にリアルだ。日本と違って建物も石やレンガ、コンクリートを、その時代、ふんだんに使い重厚な建造物を
幾つも、今に残している。もちろん、普通の人々が暮らしているスペースも残ってはいるが、後二年に迫った、上海万博までに、これらが残る保証は無い。

(上海のシンボル上海タワー)

黄浦江を挟んで、「浦東」と「外灘」は、かなり対照的で、正に今の上海そのものである。ここに今、北京より多く、世界で一番多い人、1500万人以上が暮らしている。凄い!
17日もNHKで日本軍と上海、阿片のことをやっていたし、私的にも今、旬である。
真面目に、フランス租界地区に「藍暦・上海ギャラリー」を作ってみたい。
トルコのイスタンブールよりアジアチックだし、福岡に近い!

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