アウディ S6 その後 part 2 (その走りとお気に入りの室内)

「S6」が納車されて三か月が経った。オドメーターも3000kmちかくを  プラスして前オーナーが乗った三年の距離をわずか三か月で走ったことになる。それだけ今までの「車」と違った「何か?」があるのだろう・・!

承知の通り、私の車は三年落ちで装備的にも現在の最新型とは若干違うが、さほど気にしていないし、充分な装備は揃っている。
先ず、便利なものは「キーレス」である!ドアやトランク、窓などを離れたところから操作して開けるのは以前から付いていたが、持っているだけで 解錠するのは便利であり、そのままエンジンスタートのボタンを押すだけで準備が完了する。メーターの視界性は良く、中央にはディスプレイの表示がいろんなチェックや状況を映し出す。
センターのシフトレバー周りもボタンやツマミがいろいろあって、まだ使いきれていないのが現状だ。特に気に入っているのは「シート」だ。専用の  バケットタイプのシートは座り心地も良く、なにより三年も経過しているのに「革」の香りが室内を包んでいるのは雰囲気がいいし、芳香剤など置く気にならない。空調も完璧で寒い時の「シートヒーター」は秀逸だ。

夜になると、いろんなところから“光”が演出される。全体の色は“赤”で 統一されているしドアを開けると足元を照らしてくれたりする。ヘッドライトもキセノンとLEDの組み合わせで個性的だ。日本車にも最近では多く付いているバックカメラと前後のセンサーは、バックが苦手な私の大きな味方になったし有り難い装備だね。

走りの面では、“クワトロ”のお陰で瞬間加速が楽しめる!エンジンがいいのは分かっているが、それを支える脚廻りとタイヤは 強靭だ。やや固いサスのセッティングが慣れるまで時間が掛かるが素早い 加速を支えるには仕方がないことだ!タイヤが鳴くこともなく、リアを振ることもなくジェントルにスタートする様は優越感に浸る瞬間だ。

しかし、いいところばかりではない・・。燃費の悪さは特筆ものだ!車重と“クアトロ”、それにエンジンと悪くなる要素が詰まっているもん。
それに、洗車の時では間に合わない、ホイールのブレーキダストの汚れの 多さは凄まじい!放っておくと汚れの色がそのまま付着して落ちなくなる 国産車では考えられないことだ・・。システム上、電気をよく食うようで バッテリーの大きさは国産の倍はあるだろうから悪くなってからの対応次第で行先でストップしないとも限らない・・。そんなことは無いだろうが、 国産車とは違って経験が無いから想定外を予定した方がよさそうだ。

得てして、ここまで無難に3000km以上走ってきたが、なんら今まで 乗ってきた国産車と変りなく過ごしている。それほど違和感は感じない!ということは外車も努力して日本仕様の勉強をしてきている証拠だろう・・。  エクステリアは、これは日本車が到底、及ばない程のインパクトがあり  どこから見ても「アウディ」のアイデンティティを感じることができる。   さぁ、いつまでお付き合いするか?見守っていただきたい。

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